ご無事で何よりです
- 笠松将

- 7月31日
- 読了時間: 3分

英語のインタビューに向けて言いたいことを簡潔に、簡単な英語にまとめて、それを口に馴染むよう何度も反復の練習を行なった。セリフを覚えるみたいに、それでいて以前より明らかに英語の構造に対して腑に落ちるものがあり、自信を持って(もちろんとても緊張するけど)挑むことができた。対話形式なのか、言いたいことを言って逃げ切れるのか、言い直せるのかどうか、緊張感のある現場なのか、ワクワクとドキドキが入り混じる当日を迎えて、僕は朝のシャワーを浴びながら、気持ちよくスマホから音楽を流したりなんかしていた。シャワールームの上の方にある(おそらくバスタオルを置く)スペースにスマホを置いてご機嫌に、いつもより多めのシャンプーを手にとって、鼻歌なんか歌ったりして。携帯が振動したのだろうか、大ボリュームの音の揺れだろうか、突然スマホが地面に落ちた。足元を固いコンクリートで、焦ってすぐにスマホを回収した。身体を流して、タオルで水気を拭き取っている最中も、スマホを律儀に音楽を流し続けてくれていた。ふと画面に目をやると、角の方に黒いシミが一点。なんだこれ?
髪を乾かして、日焼け止めなどを塗りたくり、またスマホを確認する。さっきより黒のシミが広がっていることに気付く。画面の上から半分くらいが真っ暗になっている。黒い部分はもうタッチしても反応しない。スマホにはたくさんのデータが蓄積されている。直近に必要なもので言えば、英語インタビューのカンペ、帰国してからの台本、バラエティ番組の企画書、ファッションの衣装候補、そしてそれらのスケジュールの詳細の全て。タイムリミットが迫っている。この画面の全面が黒になる前に、どうにかしなければ。洋服を着て、歯を磨いて、ホテルの部屋を出た。現場のトレーラーに到着する頃には、一切の操作は機能することはなかった。
インタビューは無事に終了した。英語での受け答えを準備してきたことを高く評価してくれた。本番中は用意していないことも口から出てきて驚いた。英語は得意ではないが、しっかり準備をして、それをやり切った事への達成感は確実にあり、気持ちのいい時間だった。インタビュー自体短く編集されて宣伝に使用するとのことだったが、フル尺の物もいただけるようお願いした。ここで公開して、みんなに見てもらおう、そうしよう。
撮影とインタビューを終えて、ダウンタウンに帰ってきた。まだ夕方くらいだったので、スマホの当日修理をしてくれそうな店をいくつかピックアップしてもらい、そこへ向かった。1時間弱で作業は完成して、スマホを受け取る。なるほど、純正品ではないのか…。ここで初めて、修理の際に使用した部品が純正品でないことに気付く。仕方ない、そういうことにもあまり眉をしかめることなく、堂々と、笑ってみようか。
その数日後、僕は日本へ帰国した。飛行機を一歩降りた瞬間から暑さと湿気に驚いた。送迎のドライバーが近寄ってきたので挨拶をした。もちろん英語で。「あ、日本の方ですか、あ、よろしくお願いします」、そうか、ここは日本か。

おかえりなさいませ〜!☺️✨
おかえりなさい!!!!
改めて無事おかえりなさい!
色々ありすぎて(ほんとドラマのよう)大変だったり楽しかったり?
ラストもインタビューの成功とスマホ事故と感情忙しいけど、終わってみれば経験値貯められて充実してたのかな😊
また色々聞けるのを楽しみにしてます😊
ご帰還、心よりお喜び申し上げます🙇♀️
笠松さんおかえりなさい!✌️❤️🔥
ウニちゃんサメくんに癒されながらゆっくり休んでください🤗