どっちでもいいなら辞めちまえっ

おはようございます！昨日はSAFARIさんのインスタライブ、ODDA KOREAの抽選販売開始と、ありがとうございます。特にインスタライブはもう楽しすぎて、ベルロスの時計欲しい欲しい!!となってしまいまして、直接社長のフランクさんに繋いでもらい、「ください！！！」と直談判しました（笑）。時計と車とか、もう全部欲しいってなっちゃうよね〜。一個までだよ、一個までね。

先日、朝から撮影準備のため支度場所で特殊メイク、なみかわさん（漢字わからない）とお話をしていた。彼は肌が弱い僕のために、毎回試行錯誤してくださり、丁寧で優しい。

「いや〜もう終わっちゃいますね」

「ね〜、結構(特殊メイクを)やりましたね〜」

なんて雑談していると助監督のおっちゃん高杉さんが「現場が巻いているのだけど、どれくらいにできあがりますか？」と催促にやってくる。一時間巻いてほしいらしい。いや無理だろ（笑）

なみかわさんは普通に、「はい、わかりました〜」とか言って、間に合わせてしまう。高杉さんも謎の合言葉で、「急かしているわけじゃないよ〜、いけたら嬉しいなって。どっちでもいいよ〜」とか言ってくる。ニコニコしているのが逆に暴力的だ。

どっちでもいいとかないっすからね！！！

僕は高杉さんに詰める。もちろんギャグであり、メイクされているだけの時間が暇なので、だる絡みである。「いやいや、笠松将めんどくせ〜な〜」とか言ってくるので、「一時間もせかそうとしてるのになんだその言い草は〜！！！をい！！！」とか返しておく。まあ、お約束としてね。

高杉さんが現場に戻り、僕はまたなみかわさんと二人になる。彼がぼそっと、「特殊メイクっていつもこんな感じなんですよ（笑）馴染めない感じで始まって、馴染みきれないまま終わっていく事がほとんどなんです」と。悲しい（笑）。「いや〜、僕も今回の現場は完全にそれですわ、誰が誰だかわかんね〜（笑）」と僕。悲しすぎる（笑）

『「でもやっぱり、どっちでもいい」とかって無しだよね。プロとして向き合って、お互いにいいものを作ろうとしている中で、逃げ道としてのその言葉は、絶対にダメだよね。そういうの言われるといやですよね』と僕が話すと、なみかわさんも強く共感してくれた。

髪の毛を簡単に整えるためにメイク部さんがやってくる。「今日のシーン時間経過してますがどうしましょうね〜、少し分けてもいいし、分け目変えるか。どう思いますか？」と、女性のメイクさんが優しく髪を触ってくださる。

「あ、どっちでもいいですよ〜」と、僕。

なみかわさんと鏡越しに目があって、僕は下を向いた。

https://youtu.be/OEfz-pZPg24?feature=shared