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アメリカ人に対して日本語を勉強しろとは言わない

圧倒的な孤独を感じる。面白い作品のみをやろうと、この一年間向き合ってきた結果、お話が来たものは自ら断り、勝手に不安を感じている。面白いとはなんだろう。満足できるものとは一体なんだろう。オファーされたメールと向き合っても答えはないのだと思ったね。空白の時間は考える猶予を与え、その時間が自分自身を悩ませて、簡単に暗黒期へと突入させる。ある先輩に言われたことがある。「時間的にも、精神的にも、金銭的にも、余裕なんか持つな。全部捨てろ。余裕ができたら、芝居なんてする必要がないことに気づいてしまうだろう」と。その時には全く意味がわからなかったその言葉が、時間差で僕を頷かせる。「オーストラリアのカジノでだってそうだった。とにかく自分の中で決めたルールに沿ってひたすら遊ぶしかない。親が六以下ならダブルかスプリット。七位上なら隠れた一枚が十だと想定してカードを引く」。そうだ、結局は確率のゲームなんだ。

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