ロジャーが早すぎたように

たーもりくんが昇進と昇級をしたらしい。友人が社会で評価されているのが嬉しい。彼は今年、大きな膝の手術をした。それに伴いファンクラブフットサルイベントが大きく延期してしまった事を、この場を借りて謝罪したい。術後の回復は良好のようで今年の秋ごろからは、少しずつボールを蹴ることもできる算段のようだ。惜しくも現在開催中「UEFA EURO 2024」には調整が間に合わなかったが、二年後のW杯に向けて、「しっかりリハビリを頑張りたい」というコメントをもらうことが出来た。腐ることなく、しっかり目標に向かう姿は侍そのものだ。

本日は、夏に撮影をするファッションのお仕事の「フィッティング」がある。何体の衣装を合わせるのかまだ分かっていないのだけど、とにかく撮影までに一ヶ月半くらいある。これは捉えようだが、早めのオファーをいただくのも嬉しい。ギリギリでもらう（誰かの代役だろうが）オファーも嬉しい。すぐにやれるからね。少し先のオファーはなんだかソワソワしてしまう。早くやりたいのに中々始まらないからだ。僕は捻くれた人間なのであるから、一ヶ月半前に合わせた衣装が入らなくなるまで、筋トレを頑張ろうと思う（なぜ）。理由はわからない。時々、小さく人を困らせたくなるのだ。

先日のブログの続きなのだけど、木村文くんと深夜に集合して、仕事の話をしていた。本当は暇で、誰かと会いたくなって、会ってくれそうだったのがこの「木村文」という男しかいなかったのである。「仕事の話がある」といかにもな誘い文句で彼を呼び出し、それなりに真面目な話っぽいものをして、深夜三時頃までコーヒーを飲んでいた。

もういい歳の男二人で、平日に、なんか悲しかったが。「スナックでも行きますか」と声をかけたのが僕だったのか、彼だったのかは忘れたが、とにかく僕たちはスナックへと向かう。おじさんが一人で営業するスナックで、カラオケを熱唱して、朝に帰ろうとする。「お腹がすいた」とどちらからでも言い出したけど、流石にもう眠かった。街を歩いていると、偶然、全然関係のない撮影隊に遭遇した。「こんな朝早くから大先輩が芝居してるぜ？ねえ、焼肉でも行くか。背徳感」と僕がいうと、木村くんが悪い笑みで頷き、僕らは朝から焼肉を食べた。

「大先輩が今、仕事をしている」という背景の中食べる焼き肉が、店内に充満する煙みたく、僕らの胸をいっぱいにしてくれたような気がする。

やる時にやればいいよね、きっとその時が誰にでも来るんだから。

https://youtu.be/gZy3groE9Rs?feature=shared