この世界は間違いなく回っている。昨日、舞台の上であーだのこうだの過去を回想しながら、自分自身との会話をタラタラと、皆様に垂れ流していた。ぎゅっと胸がいたくなる、思い出したくないことも多い人生だけど、ふと前を見るとこんなに沢山の人たちがいて、頷いて、笑って、手を叩いてくれる。助けてくれる人たちがいる。百人の会場は、大きなものではないかもしれないけど、僕にとってはちょうどいい場所だったのかなと思う。全部にこだわって、プライドばかり高くなるには、僕たちはまだ若すぎるのではないかな。もっともっと叶えたい夢がある。行きたい場所で、見たい景色がある。その道の途中で起きた大変なことを、こうやって共有しながら、笑って生きていく。毒演会とは、僕の今までの毒を吐き出して、泣き言を言う場所じゃなくて、僕が毒を制して成長していく過程の自分との対話を、共有していく場所なのだと、帰り道に一人考えておりました。
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