11月、アメリカに着いてすぐ、僕のスケジュールの空いている所は全部、一人の監督に抑えられた。とても光栄で、とても迷惑である。九月にその監督から直接連絡があり、お会いさせてもらった。30分のミーティングと言われたそれは、結果3時間のミーティングになり、僕の頭は英語でパンクしそうだった。それから「アクションを本気で学びなさい」と監督に紹介されたのが、川本直弘先生であり、最初は、刀の持ち方から、そして振り方、何も分からず、手と足が一緒に出てしまうアクアタイムズ状態であった。
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