作品の撮影を全て終えて日本へ帰国しました。最後の数日は特に寒くて、「韓国の撮影はこんなものじゃないぞ」と言われている気分でした。僕は体調を崩してしまい(これ、あるある)、微熱と関節痛、倦怠感と闘いながら、なんとかクランクアップする事ができました。満身創痍な気もするし、まだまだ戦えるという気もします。そして、きっとまた僕は、この国の撮影に強制的に召集されるだろうな、と思いながら機内で目を瞑りました。

深夜のどこかのバーかレストランで、大スターさん(会った事ない)と、酒を飲んでいたのか、確かそんな状況だったと思う。ラジオか何かから、彼の所属していた国民的グループの国民的な名曲が流れたのがきっかけで彼が音楽を消した。「こっち側に憧れるの?」と彼がボソッと言った。僕は小さく頷いたのかもしれない。周りの関係者達は何も言わなかった。
帰り道、人気の少ない道で年老いた女性とすれ違った。その一瞬目が合って、向こうが僕を認識した気がした。気にせず歩くといきなりその女性がこちらに全速力で向かってきたのでギリギリで避けた。斧なのか鎌なのかが畦道に突き刺さって抜けない隙に僕は訳も分からないまま全力疾走した。スーツを着た男が遠くから僕を睨んでいる。銃声が聞こえた瞬間、僕の近くに火花が散る。暗い場所だったのでとても怖かった。心臓が飛び出るかもしれないと思った。大通りに出て、タクシーに向けて両手を大きく振った。タクシーがハザードを付けて、こちらに向かってくる。どんどんスピードが上がる。ギリギリの所で避けた勢いで道路に転んでしまって、肘だとか膝がめちゃくちゃ痛い。吹き出している液体が汗なのか、血なのか分からず、とても怖い。何が起きているのか全く理解できなかった。顔を上げるとタクシーはUターンして、こちらに向かっている。とにかく起き上がり、走るしかなかった。バスが少し前を走っていたので必死に大声を出した。乗客のいない不気味なバスに無理矢理乗り込んで、一番後ろの角に座って息を整えたかった。バスの前方の窓ガラスが割れて、隣の車から若い男が飛び移ってくる。大股でこちらに向かって来る。とにかく立ち上がり、持っているものの全てを投げつけて、取っ組み合いになる。顔を向き合わせた瞬間に唾を吐きかけられた。最悪だった。恐怖よりも頭に来て、バスの外へなんとか放り投げた。いい気分がした。前方を確認するとバス運転手と目が合った。バスを追う何台かの車も確認できた。もう贅沢は言ってられない。僕はバスの窓ガラスを突き破って、外へ飛び出して、ボロボロの身体を引きずって走り出した。

目が覚めて、何がなんだったのかを整理している。あ〜、そういうことか。前日にガンニバルのシーズン2を観たせいだ。きっとそういう事だ。自分の人生と作品の境界線が曖昧になるほどの作品だった。とにかく夢で良かった。現実じゃなくて本当に良かった。それにしても、全身に残る痛みと傷と、洗っても取れない爪の間にこびり付いた血と、誰かを抱きしめた時の感覚が残っている、これは一体なんだろう。
クランクアップ💐おめでとうございます〜お疲れ様でした👏
また異国の地で将くんの関わった大切な一つの作品が生まれるのですね✨
楽しみです😌💕
一つの仕事が終わりホッと一息すると気が緩むせいか体調を壊すことってよくある話。今はゆっくり休養し又次に迎え得るお仕事に向けご自愛くださいませ〜☘️✨
しょーちおかえり✈️🇯🇵お疲れさまでした💐リアルタイムでの様子がわかるコミュ、ブログもいつもありがとう☺️
同じ日本にいるんだ〜て思うだけで頑張れちゃう不思議🤣❤️🔥夢にでるほどのガンニバル💀いよいよだね、楽しみにしてるよ😌💕今週はバレンタイン💝イベントもサプライズも興味ないて言ってたけど渡せる機会があったらよかったな〜なんて😗そろそろ顔もみたいな〜 体調よくなってますように🌿
おかえりなさい‼︎
撮影お疲れ様でした✨
体調、はやくよくなりますように🥲
クランクアップおめでとうございます!
最近コミュニティに参加させてもらって、ここで笠松さんを応援する皆様とその瞬間の想いを一緒に感じられて、実際作品を観る時はきっと今までとは違う感覚なのかなぁと思っています。作品への熱量、その苦悩だったり感動だったりは計り知れないのですが、共有していただけること、とても嬉しく思っています。本当にありがとうございます!
今回の韓国での作品も、ガンニバル2もとても楽しみにしています!
またきっと新たに国内外飛び回る日々が始まるのかと思うのですが、どうか、少しは日本で心も体も休まる時間がありますように🙏🙏
おかえりなさい!お疲れ様でした!
ゆっくり休み時間はあるのかな…とにかく心身共にリラックスできますように…
夢を事細かに憶えてるの凄いですね!それだけリアルだったのでしょう…
作品めっちゃ楽しみです✨✨