完全に秋がやってきましたね、皆様ごきげんよう。毎日放送する15分のNHK夜ドラ「じけおき」も楽しんでいただいているようで嬉しいです。日々懸命に生きている皆さまの夜に、少しでも癒しをご提供できればな〜という次第であります。昨日は二時間睡眠で一日中、ファッションやら取材やらをさせて頂きました。朝からメイクされながら、僕はもうニコニコで。コーヒーを打ち込みながら、長い長い一日を無事終わらせました。前日何をしていたかって?ダウンタウン浜田雅功さんに、ご飯をご馳走していただきました(どんっ)。
もう夕方六時にもなると、外は暗くなりつつあります。「六時半から予約してある」というお店に向かいながら、僕は母親と電話で盛り上がっていた。「早速おじいちゃんがみんなに嬉しそうに話しているよ」と先日の話で盛り上がりながら、別件の仕事の相談をしていた。詰め込みすぎかな?働けるうちに、求められているうちにやった方がいいかな?と日々届くドラマや映画のオファーを共有しながら、こんな状況でもネガティブに冷静に自分を客観視できる自分のバランス感覚を誇らしく思う。「体調だけ気をつけなさいよ」「うん、そっちもね。今から浜田さんと飯だから」と電話を切った。
先輩との食事には沢山の作法がある。「あまり早めにお店に行くのは良くない」とどこかで、(たぶんテレビとかで)聞いたことがあるので、6時30分、約束の時間ぴったりにお店のチャイムを鳴らした。自分の名前を言うよりも先に、「お待ちしていました、奥の席で浜田さんがお待ちです」と言われたのでTV番組を呪いたくなる。なぜか少し深呼吸をして個室に入った。そこには浜田さんがいらして、僕を上座に通してくれた。その時、浜田さんのビールは泡が少なくなっていて、僕を待っていたことに気づく。一言挨拶と共に謝罪をすると、「乾杯したくて待ってただけやから、今来たばっかや」と優しく答えてくれた。
席に座り、乾杯をすると同時に会話が一気に盛り上がる。「なんで僕のこと、こんなに認めてくれてるんですか?」と開口一番に切り込む。先手必勝は昔、小学生の頃、ポケモン金銀をプレーしながら、当時よく遊んでいた近所のにいちゃんに教わったことである。「なんでやろな、なんでやと思う?」と肩をすくめながら僕の緊張を解こうとしてくれている。ここは少しボケてみようと「それはやはり、僕の軽快なトークと、角度のある切り返し、細かく計算された立ち回りに、浜田さんも〜」なんて言うと、「なんでやねんっっっ!!!」と全力のツッコミをしていただいた。「将が、毎回収録終わりに俺の帰りを待って、挨拶するからや。そんなやつおらんで」とあの日の事を、浜田さんの角度からお話ししてくださった。
それから、仕事の話を(普段はしないと仰っていたが、僕のためにヒントになればとたくさん話してくれた)聞かせてもらった。それはまるで戦国時代の優秀な君主の立ち回りのそれで、僕は中国三国志時代の話を聞いているのかと錯覚するほどであった。
「なんか、将のことは信用できるねんな〜」と、本当に墓場まで持っていかなきゃいけない話までしてくれた。僕もお返しゴシップを話し、この関係性をさらに強固なものへと昇華させる。もちろん浜田さんと全く同じものを、同じタイミングで飲みながら、ただし当たり前だが目の前に置かれている灰皿は汚さなかった。「タバコ吸ってええで」と何度も言われたが、「大丈夫です」と頑なにお断りをしていた。浜田さんがどこかのタイミングで「お前ええから吸えやあ!!!!!!っ」と言うので、「そんなに荒げないでくださいよ!!!」と、甘えさせてもらい、そこからはもう浜田さんがタバコを吸うたびに吸っていた。
僕が全体の食事中に2度ほどお手洗いに行かせてもらったんだけど、浜田さんは一度もトイレに行かなかった。「浜田さん、トイレ大丈夫ですか?オムツ履いてます?」と心配になる程だった。だって僕たちは、二人きりで六時間も話していたんだから。
「次は焼きそばが食べたい」と、狙っている女の子とのデートでサラッと次回を匂わすようにねだってみた。「ええよ、汚ったない店やけどな」と言い、浜田軍団とも仲良くなれると思うと言ってくれた(僕、浜田軍団に入団?)。関西でやっている楽しい番組にも興味あれば遊びにおいでと誘ってくれた。そして店員さんが何か持ってきてくれる度に、浜田さんはその人たちの目を見て「ありがとう」と毎回言っていた。
「将、ちょっと写真撮ろうや」と、この人はどこまでも人心掌握に長けている。
なんて愛のある人なんだろう。誰にも攻撃させない最強の盾を持っている人だと思った。「一人で早く行くのではなく、仲間と遠くへ行く」と言うナポレオンの哲学を自で行く人なんだろうと思った。深夜12時30分に浜田さんが送迎のお車に乗り込み、僕らは解散した。運転手の方にもしっかり挨拶をさせてもらった(僕のために六時間も待たせてしまった)。秋の空高く、なんだかとても気分が良かった。「少し歩こうか」と僕は僕に話しかける。
「これからどんな仕事をしていこうか」
「なんだってやれるんじゃない?」
「そうかな?いつまで続くのかな、自信ないよ」
「それくらいがいいんじゃない?」
「本当?今日はなんでも肯定してくれるんだね」
「うん、今日は、ね」
なんか素敵エピソードすぎる、、、、
笠松さんの低い姿勢と謙虚さで得た関係性だったんですね☺️💖
挨拶から始まったきっかけは大事にしなければですね😊
素敵な出会いは転がっているんだなあ🥰
私も見習わないとです💪
さあ夜はお楽しみのじけおきをゆっくり観たいから、仕事はサクサク終わらせよう💪💪
今日は雨風凄い所あるから災害になりませんように🙏🙏
最高の夜だったんですね!
信用してもらえるのは本当に嬉しいこと!
スゴく貴重な話と写真を見せてくれてありがとうございます✨
尊敬できる先輩に気に入られるってすごい嬉しいことですよね🥰さすが笠松くん〜!!!❤️🔥
素敵な夜をここだけで教えてくれてありがとう☺️
こっちが恥ずかしくなるくらい浜田さんとラブラブやーん!とツッコミたくなりました~「将」と呼ばれる度にニヤニヤしちゃいます🤭
笠松くんの正直なとこ飾らないとこ真面目に努力してるとこがちゃんと伝わってるんだね😭
関西の番組、きてきて~!きっとみんな温かく迎え入れてくれるよ。そんな笠松くんを見てみたいなー😆