世界を何周かしての変化か？

昨夜、夜分遅く大変失礼いたしました。ホテルの部屋から不審な物音があり、とても怖くなりYouTubeで限定ライブをしました（もちろん保存してあるから！）

バラエティのことに触れたり、写真集の印刷会社さんの遅延についての説明をしたり、寝転びながら緩く話しましたので、興味のある方（ながら聞きにどうぞ）は是非どうぞ^_^

https://www.youtube.com/live/qZu3CmWZMjM?si=VKZHzi5_1pexgj1q

（こちらFC限定公開となります）

ホテル生活の撮影もだいぶ慣れて、精神穏やかに過ごせています。以前は些細な事にもキーっとなっていましたが、この二年、世界を回って、疑う事のなかった自分の感覚が何度も破壊され、そして今、とてもニュートラルに仕事が出来ています。とにかく今は吸収したい欲がとても強くて、今作の監督ともとても上手くやれています。撮影はもちろん大変ですが、新しい出会いもあり、この作品の出来上がりと反応が楽しみです。なんだかんだで、撮影ももう折り返しかな？もう少しかな？

例えば作品のストーリーラインとか、感情の起伏、衣装の色だったり、アクションの所作だったり、そういうものの感覚が全て違うんですよ。「こんなのあり得ないだろ」が、海外作品では当たり前なんですね。よく言われるのが「日本の監督では描けない」みたいな表現をするんですが、あれって日本人には出来ない、というより、「海外の監督だから出来る切り取り方」なんですよね。リアリティとかより、とにかく面白いものを！というのは今作に参加して一番の収穫だったのかなと思います。だって、僕の衣装、靴からパンツ、ジャケットまで全部真っ青だよ？でも映像を通すと、なるほどな～となるんです。不思議ですね。こういうことって、どの業界でもあるあるなのかな？そうだと思うんだけど。

今日もこれからアクション稽古です。今までこんなにやった事ないから、最初はとても不安だったけど（韓国ブイログを見ての通り）少しずつ動きも覚えて、細かい部分の修正をなん度もして、そこに芝居を乗せることができてきているような気がします。身体は痛いし、頭はいっぱいで、全身から滝のような汗で、毎回溶けて無くなってしまいそうですが、本番、そして出来上がりが本当に楽しみ。頼むから本番直前で怪我とかしないようにしないと。

振り返ると、今年、日本の作品は一つしかやらないんですよ。そんな事になるとは想像もしてなかったな～。僕、2019年の映画ドラマ出演数ランキング的なので、圧倒的一位だったんですよ？それがまさかの一本ですか～。韓国行って、アメリカ行って、もう大変だぞこれ。柔軟に、健やかに、それでいて真摯に、以前よりもずっとそういう状態で仕事が出来ているような気がします。

美味いものは美味い、嫌なものは嫌、好きな人たちには大好きって、ちゃんと真っ直ぐ言える自分でこれからも居たいなって。

https://music.youtube.com/watch?v=q4Zm6PxrH-Y&si=blvuouBbF169zl0t